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野球好き大学院修了生の頭の中

同級生の今シーズンを振り返る2019

今季は残念な成績に終わったファイターズ。僕と同世代である、93年度生まれの選手たちもほとんどが不完全燃焼に終わってしまったという苦しいシーズンでした。戦力外の選手も出てしまいました。

そんな93年組も今年度で26歳。もはや若手ではありません。すっかり中堅です。ファイターズ学園2年F組です(ファンフェスのあれ)。そんな93年組の今季を振り返り、来季に向けて期待を込めつつ、ブログにしました。

 

【目次】

 

 

 

 

12.松本剛選手(11年ドラフト2位)

得られた出場機会、たった4試合。与えられた打席、たった3打席。そしてシーズン途中に右肘手術。きっと本人も相当悔しい残念なシーズンだったことでしょう。同期入団の近藤選手と上沢選手はファイターズで欠かせない存在になり、移籍した石川慎吾選手もジャイアンツで存在感を発揮しています。どうかまたスポットライトが当たってほしいととにかく思っています。

特に「2番・松本剛」の復活を僕は期待しています。2017年の活躍は、数字以上の貢献をしてくれた印象を残したものでした。昔の野球はつなぎさえできれば良し、というのが2番でしたが、今は打てなければならないというのが共通認識になりつつあります。でも、つなぎが全くできないよりはできるに越したことはありません。それが出来ていたのが松本選手でした。中距離打者として、打ってよしつないでよしの選手としてどうか復活することを祈っています。

 

8.近藤健介選手(11年ドラフト4位)

最高出塁率のタイトルは獲得しました。しかし、昨年と比較するとほぼ全ての部門で成績を落としました。打率.302は、近藤選手の基準で考えればですが、不振と言っていいでしょう。この数字が不振と思えることが、近藤選手の凄さだとも思いますが。

何と言ってもやはり「4割に最も近い男」、首位打者獲得は何が何でも成し遂げてもらいたいと思います。ポジション問題はありますが、これだけの打力のある選手がメンバーに名を連ねるのは当然ですので、主軸として活躍してもらいたいです。小笠原コーチからの指導で覚醒するなんてことがあるといいな…笑

 

15.上沢直之投手(11年ドラフト6位)

調子が上がらない中でも最低限試合は作り続けていたのでこれで上沢投手は安泰だろう、と思いました。しかし、不運な怪我によりシーズン終了。その怪我も今後の選手生命に響きかねないものです。やりきれない思いが強いと思います。どうか、来季は先発の柱としてふたたび輝いてほしいと願っています。

有原投手は、来季同じような成績を残したらエースとして認められるでしょう。ですが、上沢投手もそのくらいやってほしい投手です。今、エースの座を争っているのはこの2投手ですが、両投手が揃って活躍したことはまだありません。この2人が揃って活躍できれば、優勝も見えてくるはずです。

 

20.上原健太投手(15年ドラフト1位)

昨季後半のピッチングは覚醒を予感させるもので、その期待も込められてか開幕当初は先発ローテーション投手でした。しかし、その期待も虚しく、期待に応えられませんでした。左の即戦力投手である河野投手も入団しますし、来季さらに大変な勝負となるでしょう。

これだけの長身の左腕は大変珍しいので、なんとかものになってほしいと思う気持ちはあります。しかし、異常な身体能力の高さを誇るので、どうしてもコンバートで一発当たらないかなんてことも頭にちらつきます…

 

29.井口和朋投手(15年ドラフト3位)

登板数はやや物足りませんが、2年連続で好成績でした。ブルペン陣で休養させたい投手がいたときにはセットアッパー・クローザーとして試合の終盤を任されることもありました。

井口投手の特徴としては、四死球が少なく、無駄なランナーは出ないという点です。BB/9もWHIPも入団当初からずっと良い数値を叩き出しています。フルシーズン戦えることを証明できれば、更に重要なポジションを任されることも増えると思います。

 

47.田中豊樹投手(15年ドラフト5位)

昨年の悲劇の「4.18」のある意味立役者となってしまい、その後はほぼ登板機会がありませんでした。ファームでも奮わず戦力外通告となってしまいました。

ストレートは威力満点だったのですが、それ以外に武器が欲しかったといったところでしょう。ジャイアンツが育成枠での獲得を検討していたという話も出ていました。武器は明確にある投手なので、現役続行が叶えば何かを掴んで活躍することもあるかもしれません。

 

58.横尾俊建選手(15年ドラフト6位)

今年なぜここまでチームが苦しんだのか、その主要因のひとつは横尾選手の不振にあったように感じます。攻守ともに非常に残念な結果に終わり、最後まで長打力不足・サード不在の課題は解決しませんでした。これは横尾選手が本来の実力を発揮できれば横尾選手ひとりで解決できたはずのことだと思っています。

年々成績は悪化してしまっていますが、長打力はもちろん、ハンドリングとスローイングの良さも横尾選手の特長です。ポテンシャルを考えると、札幌ドームが本拠地であることを考慮しても30本塁打は打ってほしいところです。

 

59.吉田侑樹投手(15年ドラフト7位)

なんだろう、何がいいのかわからないけどちょっと抑えたりするんですよね。本当によくわからない。なんとなくわかったのは、おそらく先発のほうが向いているのだろうということくらいでしょうか。正直リリーフの際はバッティングピッチャーのように打たれていた印象が強いです。

とにかく不思議な投手ですが、逆に打ちづらさがそこにあるのかもしれません。でもそれだと敗戦処理のときのあの火だるまっぷりが説明できないわけで……。性格もですが、本当に不思議な投手です。

 

35.西村天裕投手(17年ドラフト2位)

リリーフとして、もう少し防御率の改善と登板数の増加は欲しいようにも思えますが、自分の武器を発揮はできたと言っていいでしょう。K/9が11.08と極めて高いのは、リリーフ投手としては大きな魅力です。

井口投手と同じく、いわゆる「Bチーム」(吉井さんの言葉を借りれば)の投手です。井口投手もですが、もう一歩の成長でAチーム入りできそうな投手だと思っています。リリーフであれば、来季こそ50登板は達成したいところです。

 

99.王柏融選手(18年オフポスティングシステム行使により移籍)

1年目はある程度は苦労しそうだと思いましたが、ここまで苦労するとは……というのが率直な感想です。ただし、6月までは打率も3割前後を残していて、7月に負傷があったことでの不振だと思いますし、来季はもっとやってくれそうです。

打撃が注目されがちですが、走塁もレベル高いです。レフト守備も実は近藤選手よりもデータ上良かったり……なんてことも。今季を見て既にハズレ外国人扱いしている人たちも多い気がしますが、不振の理由には怪我もあるでしょうからまだ判断するには早いと思いますよ。

 

30.宇佐見真吾選手(19年シーズン中トレードにより移籍)

打撃を買われてのトレード入団でしたが、終わってみれば打撃不振に苦しむも守備面で文句なしでした。守備こんなに良いんですね。1軍レベルのキャッチャーとして考えていいでしょう。今後も清水選手との正捕手争いでお互いに高めあっていけると理想的かなと思います。あのトレードは鍵谷投手もジャイアンツで活躍しましたし、win-winでしたね。

とはいえ、やはり本来注目されていたのは打撃。2017年の印象が先行しすぎているのかもしれませんが、もう少し打てるような気はしています。