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野球好き大学院修了生の頭の中

藤井聡太七段、史上最年少タイトル挑戦に王手

昨日こんな記事を更新したのですが、対局が行われましたので続報です。 

mackey5baseball5f.hatenadiary.jp

対局については、藤井聡太七段の完勝でした。しかも、苦手としていたはずの久保九段相手に、です。

 

【目次】

 

 

 

 

1.現在成績

久保九段 1勝4敗(リーグ陥落確定)

糸谷八段 1勝3敗

広瀬竜王 4勝1敗(リーグ残留以上確定)

豊島名人 3勝2敗(リーグ残留確定)

羽生九段 3勝2敗

三浦九段 1勝4敗(リーグ陥落確定)

藤井七段 4勝1敗(リーグ残留以上確定)

 

本日の対局によって状況がどう変化したのかまとめます。

①本日の対局で藤井七段が久保九段に勝利し、藤井七段は4勝1敗の同率1位でリーグ残留確定となりました。ちなみに17歳のリーグ残留は史上最年少記録のようです。

②一方、久保九段は1勝4敗となりリーグ陥落が決定しました。前王将が1年でリーグ陥落と、王将リーグの厳しさを痛感する結果となりました。

③また、豊島名人のリーグ残留も確定しました。現時点で3勝3敗となる可能性があるのは糸谷八段、豊島名人、羽生九段の3名ですが、仮に勝敗が並んでも前年度のシード順位の関係でリーグ陥落は羽生九段となります。そのため豊島名人は今後の結果にかかわらず残留が確定です。

④更に、羽生善治九段は平成元年の竜王戦から平成30年の名人戦棋聖戦竜王戦まで30年連続で何かしらのタイトル戦に出場していたのですが、今年度のタイトル戦出場の可能性が消滅しました。

 

 

 

 

2.今後どうなるか

王将リーグの状況をまとめるとこのようになります。

渡辺明王将(棋王棋聖)への挑戦者をめぐる争いは広瀬竜王と藤井七段の直接対決によって決着、という劇的な展開になりました。広瀬竜王が挑戦者となれば、王将戦初挑戦であり、仮に竜王失冠となった場合は王将獲得によって九段昇段です。藤井七段が挑戦の場合は最年少タイトル挑戦記録を更新することとなり、獲得の場合ももちろん史上最年少タイトル獲得となります。

両者の公式戦の対決は1度だけあります。それが朝日杯将棋オープン戦の決勝で、藤井聡太五段(当時)が一般棋戦初優勝を成し遂げ話題になったときです。とはいえ持ち時間がまるで異なる対局ですから、あまり参考にならないでしょう。なお、その日は平昌五輪の時期でもあり、「羽生(善治)が藤井に負け、羽生(結弦)が金メダルを獲得」と「羽生かぶり」で非常にややこしい情報が流れてきたのを覚えています。

ちなみに広瀬竜王は本日のA級順位戦(対羽生)・17日の日本シリーズ決勝(対渡辺)を控え、更には絶体絶命となっている竜王戦(対豊島)が藤井戦のあとすぐ控えているため大変なスケジュールです。羽生→渡辺→藤井→豊島という順に立て続けに対局しなきゃならない広瀬竜王は何か前世で悪いことでもしたのでしょうか……

 

②残留争いの最後の1枠で糸谷八段と羽生九段の争いとなります。糸谷八段が豊島名人に勝利した場合は、19日の直接対決で残留の行方が決定しますが、糸谷八段が豊島名人に負けた時点で羽生九段の残留は確定。つまり糸谷八段は残留のために2連勝しなければなりません。

ちなみに糸谷八段と豊島名人の対局は明日行われますが、両者の対戦成績は豊島15勝糸谷5勝とはっきり差があります。また糸谷八段と羽生九段の対戦成績は羽生10勝糸谷7勝と、対羽生九段の成績にしてはかなり善戦ですが、糸谷八段にとって不利な状況であることには変わりありません。

 

③久保九段と三浦九段は既にリーグ陥落が決定しています。両者の対局が残っていますが、両者の対戦成績は久保14勝三浦13勝となっており互角です。

 

 

 

 

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