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野球好き大学院修了生の頭の中

ドラフトを振り返ってみた

明日、ドラフトが行われますね。ファイターズはどの選手の交渉権を獲得できるのか、果たして大船渡高校の佐々木投手のクジを引き当てることはできるのか。今年は例年より不作と言われていますが、こういうときこそスカウティングの実力が試されたりします。どの選手が活躍するのかは、蓋を開けてみなければわからないという側面もありますからね。

ということで、今回は過去のファイターズの北海道移転後のシーズンから入団することとなった選手ののドラフトを振り返りたいと思います。とはいえ、直近のドラフトの振り返りをしてもまだどうなるかまるでわからないですから(今から清宮選手や吉田輝星投手の評価なんてできません)、高卒5年目のシーズンを終えた代のドラフトまでを振り返ってみることにしました!

 

 

2003

自由枠 糸井嘉男

2巡 須永英輝

4巡 押本健彦

5巡 稲田直人

6巡 金森敬之

7巡 渡部龍一

糸井選手は球界を代表する選手に成長しました。ただし投手ではなく外野手として。また押本投手も1年目から活躍し、トレードでスワローズに移籍してからはリリーフとして大活躍でした。稲田選手もスーパーサブとしての活躍をみせました。

他球団では、スワローズ青木選手、タイガーズ鳥谷選手、現ライオンズの内海投手、元マリーンズ等の成瀬投手などが指名されています。

 

 

2004

1巡 ダルビッシュ有

3巡 橋下義隆

4巡 マイケル中村

5巡 市川卓

6巡 菊池和正

7巡 中村渉

8巡 鵜久森淳志

9巡 工藤隆人

球界史上最高クラスのスーパーエースのみならず、連覇時のクローザーまでこの年のドラフトで獲得していました。また菊池投手も中継ぎとして活躍しています。工藤選手も07年の優勝に貢献した後、他球団を渡り歩いて息の長い選手となりました。

ちなみにこのドラフトは投手の当たり年で、ライオンズに涌井投手・マリーンズに久保投手・バファローズに金子投手・タイガースに能見投手とエース級の投手が数多く指名されました。

 

 

2005

【大学・社会人】

希望枠 八木智哉

3巡 川島慶三

4巡 武田勝

5巡 小山桂司

6巡 高口隆行

7巡 星野八千穂

【高校】

1巡 陽仲壽陽岱鋼

3巡 木下達生

4巡 今成亮太

八木投手はルーキーイヤーにいきなり先発の柱として大活躍、武田勝投手は後に左腕エースとなります。そして、陽選手は内野から外野にコンバートされるものの主力として活躍しました。川島選手については移籍後から活躍し始め、現在もホークスに欠かせない選手です。

他球団では、現ダイヤモンドバックスの平野投手や、ホークス松田選手、ドラゴンズ平田選手、元ジャイアン山口鉄也投手(育成)などが指名されました。

 

 

2006

【大学・社会人】

希望枠 宮本賢

3巡 糸数敬作

4巡 長野久義(拒否)

5巡 山本一徳

6巡 金子洋平

7巡 今浪隆博

8巡 内山雄介

【高校】

1巡 吉川光夫

3巡 植村祐介

4巡 ダース・ローマシュ匡

比較的不作とも言えるでしょうか。吉川投手は2012年にMVPを獲得するなど、先発の柱として活躍しました。あとは今浪選手がファイターズ・スワローズで存在感を示したくらいでしょうか。また、入団拒否はされましたが、長野選手のジャイアンツ入団後の活躍は素晴らしいものでした。

この年はいわゆる「マー君世代」「88年組」の高校生が指名されたドラフトで、現ヤンキースの田中投手、現ドジャースの前田投手、ジャイアンツの坂本選手といったスター選手たちが指名されています。

 

 

2007

【大学・社会人】

1巡 多田野数人

3巡 宮西尚生

4巡 村田和哉

【高校】

1巡 中田翔

3巡 津田大樹

4巡 大平成一

5巡 松山傑

6巡 豊島明好

7巡 浅沼寿紀

今思えば、投打のジャイアン大黒柱ふたりを同時に獲得することに成功しています。

この年の高校生は89年組で、ホークス中村晃選手、現ジャイアンツ丸選手、現ベイスターズ伊藤光選手などが指名されています。

 

 

2008

1位 大野奨太

2位 榊原諒

3位 矢貫俊之

4位 土屋健二

5位 中島卓也

6位 杉谷拳士

7位 谷元圭介

派手なスター選手がいるわけではありませんが、移転後1・2を争うほどの大成功ドラフトとなりました。特に出世頭は中島選手で、タイトル獲得・1億円プレーヤー・日本代表選出など一流選手の実績です。谷元投手も1億円プレーヤーとなり、大野選手も日本代表選出歴があります。その他は、ユーティリティプレーヤーとして欠かせない杉谷選手、新人王に輝いた榊原投手、リリーフを支えた矢貫投手とほぼ全員が1軍で結果を残した稀有な例です。

他球団を見てみると、現イーグルス浅村選手、現タイガース西選手、元ホークス攝津投手といった選手が指名されてはいますが、正直ファイターズのひとり勝ちと言っていいほど活躍した選手の数が際立ちました。なお、後にファイターズで覚醒することとなる大田選手もこの年ジャイアンツの1位指名を受けています。

 

 

2009

1位 中村勝

2位 大塚豊

3位 加藤政義

4位 運天ジョン・クレイトン

5位 増井浩俊

6位 荒張裕司

前年と打って変わっていまいちな結果となりました。とはいえ、増井投手を獲得できたのであれば十分なのかもしれません。

他球団では、現カープの長野選手、マリーンズの荻野選手、91年組の高校生(現マリナーズ菊池投手、ベイスターズ筒香選手、ホークス今宮選手、ドラゴンズ岡田投手)といった選手が指名されています。どうもファイターズは91年組になかなか恵まれない……

 

 

2010

1位 斎藤佑樹

2位 西川遥輝

3位 乾真大

4位 榎下陽大

5位 谷口雄也

6位 齊藤勝

西川選手が球団の顔となりました。斎藤佑樹投手は結果も伴えば文句なしでしたが、球団経営に多大な貢献をしています。

この年は88年組の大卒(ライオンズ秋山選手、ホークス柳田選手、ジャイアンツ澤村投手、ドラゴンズ大野投手等)、92年組の高卒(スワローズ山田選手、カープ中崎投手、ホークス千賀投手(育成)・甲斐選手(育成)・牧原選手(育成))といった豪華な顔ぶれの揃ったドラフトとなりました。

 

 

2011

1位 菅野智之(拒否)

2位 松本剛

3位 石川慎吾

4位 近藤健介

5位 森内壽春

6位 上沢直之

7位 大嶋匠

野投手が仮に入団していたらどうなっていたことか……という、意外とうまく行っているドラフト。特に近藤選手は球界トップレベルのアベレージヒッターとして名を馳せています。上沢投手は度々不運に見舞われるもののエース格に成長しました。松本選手も規定打席到達のシーズンがありました。森内投手もルーキーイヤーに優勝に貢献しています。

野投手のジャイアンツ入団後の活躍は言うまでもありません。石川慎吾選手はジャイアンツ移籍後、グラウンド内外で欠かせない存在として輝いています。

他球団の中心は89年組の大卒でしょうか。マリーンズ鈴木選手、イーグルス島内選手、カープ野村投手・菊池選手といった選手が指名されました。

 

 

2012

1位 大谷翔平

2位 森本龍弥

3位 鍵谷陽平

4位 宇佐美塁大

5位 新垣勇人

6位 屋宜照悟

7位 河野秀数

伝説の二刀流の一本釣りに成功した年です。しかしその他の選手は伸び悩みました。鍵谷投手はいい時もあったのですが、現在はジャイアンツにトレードで移籍しました。また、芸人・新垣勇人の入団もこの年です。

この年のドラフトは1年目から活躍した投手が多かった印象です。イーグルス則本投手、ライオンズ増田投手、ジャイアンツ菅野投手、タイガース藤浪投手、スワローズ石山投手・小川投手、ベイスターズ三嶋投手といった選手がそろっています。また、94年組の高卒でカープ鈴木選手、マリーンズ田村選手、タイガース北條選手といった選手も指名されています。

 

 

2013

1位 渡邉諒

2位 浦野博司

3位 岡大海

4位 高梨裕稔

5位 金平将至

6位 白村明弘

7位 岸里亮佑

8位 石川亮

ただでさえクジを外しまくったどころか、入団した選手も芽が出ずなかなか苦しいドラフトになってしまいました。とはいえ、渡邉選手の活躍が希望の光となっています。

他球団ではライオンズ森選手・山川選手、イーグルス松井投手、ジャイアンツ小林選手、カープ大瀬良投手・田中選手、マリーンズ石川投手・井上選手・二木投手、バファローズ若月選手などが指名されています。ちなみにスワローズが杉浦投手と秋吉投手を指名したのはこの年です、ありがとうスワローズ

 

 

2014

1位 有原航平

2位 清水優心

3位 淺間大基

4位 石川直也

5位 瀬川隼郎

6位 立田将太

7位 高濱祐仁

8位 太田賢吾

9位 佐藤正尭

こちらもなかなかに成功したような気がするドラフト。特にエース有原投手・クローザー候補石川直也投手・正捕手清水選手を同時に獲得しているのは凄いです。あとは淺間選手が怪我を克服し、持ち前のセンスを開花させることを期待するばかりです。太田賢吾選手はスワローズ移籍後、一気に出場機会を増やしました。

他球団ですと、ベイスターズ山﨑康晃投手、ライオンズ外崎選手、マリーンズ中村選手、ジャイアンツ岡本選手あたりが活躍しています。

 

 

 

ということで、振り返るのはここまでとしたいと思います。明日のドラフト、楽しみです。それでは!