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野球好き大学院修了生の頭の中

残り8試合で注目したいポイント~CS進出の可能性と個人記録の行方

シーズンも佳境を迎え、ファイターズはCS進出になんとか望みを繋いでいる状況です。また個人タイトル争いなどももうすぐ決着します。今日はそんなポイントについてまとめてみました。

 

|目次|

 

 

 

 

1.ファイターズはCSに行けそうかどうか

まず、現在のCS進出ラインについて整理してみました。

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現時点で、マリーンズが4勝した時点でファイターズのCSの可能性が消滅します。マリーンズが残り5割ペースだった場合、ファイターズには全勝が求められます。苦しい条件であると言わざるを得ません。ちなみにマリーンズとイーグルスは、最終勝率が同一になる可能性があり、その場合は前年順位が上位だったマリーンズが上位となります。そのため、イーグルスはマリーンズより勝率で上位にいかなければなりません。バファローズは数字の上では可能性が残っていますが2敗した時点でCS完全消滅なので相当厳しい状況です。

 

続いて、残りの対戦相手がどうなっているか見てみましょう。

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こちらについてはイーグルスバファローズがかなり不利だと思います。イーグルスの場合、優勝争いを繰り広げているライオンズとホークスが相手の大半を占めています。また、バファローズは、苦手とするホークスとファイターズとのカードが多いです。マリーンズとファイターズについてはどちらもそれほど有利不利変わらなさそうで、直接対決が2試合残っているのもポイントです。

 

では、現在のチームの調子の良し悪しを見るため、9月の勝敗を見てみます。

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こう見ると、上位3チームの調子の良さが際立ちます。やはり上位2チームとの対戦が多く残っていると苦しいかもしれません。また、マリーンズのこのペースからすると、自力でCSを決める可能性は高いと思います。ファイターズはホークス相手に今回の3連戦よく勝ち越しましたから、調子が好転する可能性もあります。イーグルスバファローズは調子の面でも苦しいです。特にバファローズはロメロ・安達両選手の離脱によって一気に失速してしまった印象です。

 

ということで、以上の①現在のCS進出ライン、②残りの対戦相手、③現在の調子の3点について見てきました。そこから検討すると、本命はマリーンズでしょう。しかもイメージ的には75%くらいの確率で。しかし、その対抗馬はイーグルスではなくファイターズじゃないでしょうか。イーグルスはチーム状況もあまりよくないですが、とにかく残りカードが鬼ですからね……。

イメージ的にはファイターズが20%くらい残っている感覚でしょうか。

 

 

 

 

2.達成しそうな個人成績

続いて、残りシーズンで達成が期待される記録等についてまとめてみました。

 

 

①通算成績部門

田中賢介選手

NPB通算1500安打 残り5本(日米通算では達成済み)

スタメンで出場させ続ければ可能性はありそうですが、CS争いをしているチーム状況ですとなかなかそうもいきません。今季限りの引退のため達成させたい気持ちもあり難しいですね。

 

 

西川遥輝選手

通算1000本安打 残り8本

通算250盗塁 残り5盗塁

まず1000本安打については、逆転CSのためにも達成してもらいたい記録です。250盗塁については今年の激減の理由にもよりますが、やや厳しいようにも思えます。

 

 

ちなみに、中島選手は通算1000試合出場まで残り9試合と迫っています。しかし残り8試合ですので、達成は最短でも来季の開幕戦に持ち越しとなりました。FA権を取得していますから、どのチームで開幕戦を迎えるのでしょう……

 

 

 

 

②個人タイトル部門

近藤健介選手

最高出塁率 現在1位(.425)

不調(当社比)ながらも出塁率はしっかり残しています。このタイトルは3人に絞られました(吉田正尚選手(.423)と森友哉選手(.421))。僅差ですから、誰になってもおかしくない状況です。

 

 

有原航平投手

最優秀防御率 現在1位(2.52)

最多勝利 現在1位(14勝)

最高勝率 現在2位(.636)

現在3つのタイトルで可能性を残しています。

まず、最優秀防御率については、ライバルが2名います。1人目は千賀滉大投手。現在防御率は2.83と0.31差ありますが、息切れ気味の有原投手に対して千賀投手は絶好調です。そしてもう1人は、実はこちらが大本命ですが、山本由伸投手。現在防御率は1.72と大差です。それでなぜ有原投手が現時点で1位なのかというと、規定投球回に届いていないからです。しかし、山本投手は現在130.2回を投げており、日程的にも残り2先発可能です。その2登板で12.1回を投げれば到達するため、再度の離脱がない限り山本投手が獲得するのはほぼ確実といっていいでしょう。

続いて最多勝。こちらでも千賀投手(現在13勝)が対抗馬となります。

www.nikkansports.com

千賀投手は、この記事にもある通り、3先発の可能性が出ています。そうすると有原投手が2勝しなければ千賀投手が3勝で追い抜く可能性があります。しかも栗山監督の場合、有原投手の更なる奮起を求めるために最多勝獲得の機会を敢えて奪う可能性もあります。

最後に最高勝率。こちらは13勝以上という条件があります。現在千賀投手が1位(.650)で、11勝4敗(.733)の高橋礼投手、山岡泰輔投手にも可能性が残っています。そう考えると有原投手のこのタイトル獲得もやや厳しいかもしれません。

以上から、有原投手は結局タイトルなしで終わる可能性も低くないのではないかと思われます。

 

 

宮西尚生投手

最優秀中継ぎ 現在1位(43HP)

現時点で残り3HPを稼げばタイトル確定です。7HPを稼げばリーグ記録に並びます(増井浩俊投手が2012年に50HPを記録)。現在2位は平井投手(38HP)で、宮西投手に並ぶには現時点で5HPが必要です。しかしそれは何を意味するかというと、現在76登板の平井投手が81登板することに……。あと2登板でパリーグ記録に並びますが、平井投手の来季が心配になります。最優秀中継ぎの争いについては「質か量か」みたいな争いです。