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野球好き大学院修了生の頭の中

羽生さんがまた大記録打ち立てそうだからさ、将棋の知識はにわかレベルだけど羽生善治九段の凄さについて書いてみる

どうも、mackeyです。

 
けっこう前の更新なんですけど、野球関係なく好きなものについてただ書いたみたいな記事あったとおもうんです。 

mackey5baseball5f.hatenadiary.jpmackey5baseball5f.hatenadiary.jp

このふたつなんですけどね笑

 

 

 

 

で、今回は最近勉強したいなと思っている「将棋」に関する話題。

将棋のプロ棋士って何手も先まで読むわけです。その思考の巡らせ方はどうやっているんだろう?という点に興味があって、それで自分も少し指してみたいな、と思ったわけです。駒の動かし方くらいは知っていますが、「読む」っていう感覚がわからなくて、味わってみたいんですよね。

 

 

ところで、みなさん。

羽生善治さんってご存知ですか?

まあ、名前聞いたない人はほぼいないと思うんです。たぶん一般の方が知ってる将棋の人3人挙げてって言われたら「羽生善治さん」「藤井聡太さん」「加藤一二三さん」ってなるんじゃないかと。

この中でも、ちょっと実績が異次元過ぎるのが羽生善治九段です(他ふたりもバケモノみたいなレベルですが)。

それではここで、羽生善治九段の偉業を振り返ってみましょう。

 

 

 

 

 

 

1.羽生九段の偉業だけで年表作ってみた

特にとんでもない偉業の内容は強調していきたいと思います。

 

1985年度

プロ昇格。史上3人目の中学生プロ、歴代4位のプロ入り年少記録

 

1986年度

将棋大賞の新人賞と勝率1位賞を受賞

 

1987年度

棋士参加棋戦初優勝

 

1988年度

NHK杯当時の現役の名人経験者全員を破り初優勝。将棋大賞の記録部門の四冠独占(史上初)最優秀棋士賞初受賞(最年少記録)

 

1989年度

史上最年少竜王(全タイトル中でも歴代2番目の年少記録)。また将棋大賞の記録部門独占(他には藤井聡太七段が2017年度に達成したのみ)

 

1990年度

竜王を失冠するも棋王を獲得、その後2018年12月までタイトルを何かしら保持し続ける

 

1991年度

棋王防衛

 

1992年度

王座初獲得、その後19連覇(全タイトル中歴代最長)。復位した竜王、防衛した棋王を含め自身初の複数冠保持。三度目の将棋大賞個人記録部門独占

 

1993年度

棋聖、王位を獲得し自身初の五冠。大山康晴中原誠の持つ最多複数冠保持記録に並ぶ

 

1994年度

順位戦A級昇級後1期で名人初獲得。自身初の六冠、大山・中原の記録を更新永世棋王の資格獲得(史上初)

 

1995年度

史上初の七冠独占永世棋聖の資格獲得

 

1996年度

名誉王座の資格獲得

 

1997年度

永世王位の資格獲得。これで永世四冠

 

1998年度

将棋栄誉賞(通算600勝)を最年少・最速・最高勝率受賞

 

1999年度

棋王戦10連覇達成

 

2000年度

史上最多対局(89局)最多勝利記録(68勝)樹立。四度目の将棋大賞個人記録部門独占

 

2001年度

王座戦10連覇達成

 

2002年度

将棋栄誉敢闘賞(通算800勝)を最年少・最速・最高勝率受賞

 

2003年度

「手が震える」がこの年の王座戦から見られるように

 

2004年度

11年9か月ぶりに一冠に転落……も、あっという間に四冠に復帰

 

2005年度

この年もしっかり将棋大賞の最優秀棋士賞受賞。この時点で既に14回目

 

2006年度

王座防衛により通算タイトル65期、歴代単独2位に。永世王将の資格獲得

 

2007年度

特別将棋栄誉賞(通算1000勝)を最年少・最速・最高勝率受賞

 

2008年度

永世名人の資格獲得。これで永世六冠となり永世称号の最多獲得となる

 

2009年度

特記事項なく三冠

 

2010年度

タイトル戦100回目の登場。王座戦19連覇達成

 

2011年度

NHK杯10回目の優勝となり、名誉NHK選手権者となる(7つ目の永世称号

 

2012年度

タイトル獲得通算81期、大山康晴の記録を更新。通算1200勝を最年少・最速・最高勝率で達成(史上5人目)

 

2013年度

王座防衛により王座21期、同一タイトル通算獲得数で歴代1位

 

2014年度

三度目の名人復位。通算1300勝を最年少・最速・最高勝率で達成(史上4人目)

 

2015年度

名人防衛の際の第1局で、名人戦史上最短手数となる60手で勝利

 

2016年度

王座防衛、王座24期

 

2017年度

竜王獲得に伴い永世竜王資格者となり、永世七冠達成。この偉業から棋士として初の国民栄誉賞を受賞囲碁棋士井山裕太七冠(当時)と同時受賞)

 

2018年度

史上2人目の通算1400勝NHK杯で優勝、一般棋戦優勝回数45回となり歴代最多記録を更新

 

2019年度

5月21日現在、通算1432勝。大山康晴の持つ記録にあと1勝まで迫る

 

 

2.羽生さんのなにがやべーのかざっくりまとめてみた

以下、箇条書きみたいにとりあえず載せていきます

 

20年以上ずっと天下獲ってたので全盛期がいつなのかよくわからない

衰えたところでまだまだトップ棋士のひとり

・普通40代になったら衰えるのに50歳目前の今もなおタイトル争いに顔を出す

・早指しルールのため20代有利とされるNHK杯で、先日48歳にして優勝

・現在48歳、王座24期。つまり人生の半分王座というタイトルを保持していた

・どんな戦術でも指しこなせるオールラウンダー

・そのため〇〇流みたいな呼び名がない

・「羽生マジック」と呼ばれる奇跡に近い大逆転を数えきれないくらいやってる

・しまいにはAIが出した最善手よりも少ない手数で相手に勝つ手筋を見付けてしまう

・その結果、解説に「普通に勝てばいいのに……」と言われる

・相手の得意戦術にあえて飛び込んで、結局勝つ

・試合後の感想戦で自分の戦術とかべらべら喋る。でも勝つ

・同世代が歴史に残るレベルの天才棋士佐藤康光、森内等)だらけ。でも勝つ

ラノベ→タイトル通算99期の棋士が100期と永世七冠を懸けて戦う

・羽生→タイトル通算99期の棋士が100期を懸けて戦う。永世七冠達成済み

こうやってフィクションを越えてくる

・趣味のチェスはレーティングで日本1位だったことも

 

 

あらためてこの人やべえな……って思った次第でした。

 

3.追記

2019年5月23日、王位戦挑戦者決定リーグ白組において谷川浩司九段を下し、歴代タイ記録となる通算1433勝目を挙げました。そして本日(2019年6月4日)、王位戦挑戦者決定リーグ白組プレーオフにて永瀬拓矢叡王を下し、新記録となる通算1434勝目を挙げました。

谷川浩司九段といえば、羽生九段登場前に将棋界の頂点に君臨していたレジェンド棋士であり、平成初期に将棋界の覇権を争った相手でもあります。その両者が30年ほどの時を経て令和になってもなお王位戦リーグという強豪棋士しか出場できない舞台で戦うわけですからとんでもないことです。

そして永瀬拓矢叡王といえば若手の強豪棋士であり、いわゆる「羽生キラー」としても知られます。その対戦成績は本日の対局前で羽生九段から見て3勝7敗でした。この3勝とは第87期棋聖戦の5番勝負で羽生九段が防衛した際の3勝です(2敗しているためフルセット)。それ以外では勝ったことがありませんでした。そんな相手から新記録となる勝ちを挙げたわけです。しかも、本日の対局はタイトル戦出場者決定戦進出を懸けた大一番の対局でした。さすがとしか言いようがありません。

 

ということで、明後日(2019年6月6日)、羽生九段は王位戦挑戦者決定戦の対局に臨みます。これに勝つと、31年連続での番勝負出場が決定します。ちょっと理解が追いつきません。この人もう50歳目前ですよ…?これは大山康晴十五世名人の33年連続に次ぐ数字です。そして番勝負を制したら、ついに通算100期達成となります。挑戦者決定戦の相手は木村一基九段。先日竜王戦ランキング戦1組3位決定戦で敗れた相手です。羽生九段にとってリベンジマッチとなる一戦に注目です。(ひそかに木村九段悲願の初タイトル目前という点でも注目です。なんなのこの元気な40代ふたりは)