やりました!大谷翔平選手、MLB新人王おめでとうございます!
ということでおはようございます、mackeyです。新人王と言えば、大谷選手の同僚のマイク・トラウト選手、昨年だとアメリカンリーグではアーロン・ジャッジ選手が受賞されていますね。すごい名前が揃っています。今日は、新人王に関するブログです。
|目次|
1.今季のアメリカンリーグ新人王争い
今季の新人王は、以下の3名が最終候補とされていました。
大谷翔平選手(LAA)
防御率 3.31 10登板 4勝 2敗 勝率 .667 投球回 51.2 奪三振 63 K/BB 2.86 WHIP 1.16
114試合 打率 .285(326-93) 22本塁打 61打点 10盗塁 出塁率 .361 長打率 .564 OPS .925
ミゲル・アンドゥハー選手(NYY)
149試合 打率 .297(573-170) 27本塁打 92打点 2盗塁 出塁率 .328 長打率 .527 OPS .855
グレイバー・トーレス選手(NYY)
123試合 打率 .271(431-117) 24本塁打 77打点 6盗塁 出塁率 .340 長打率 .480 OPS .820
最終的には大谷選手とアンドゥハー選手の一騎打ちと報じられていました。アンドゥハー選手は規定打席にも到達するなど年間通して活躍したのに対し、大谷選手は打者としての出場機会がアンドゥハー選手に比べて少なく、また故障離脱もあったためどう評価されるか、といったところだったのでしょう。
しかし、二刀流のインパクトはやはり凄かったということだと思います。また、打撃成績を比較しても、大谷選手のOPSはえげつないことになっています。最終的には票数でも大差をつけての選出となりました(1位票は30票中25票獲得)。
なお、ナショナルリーグの新人王はロナルド・アクーニャ・ジュニア選手(ATL)が獲得しました。現在日米野球で来日中ですね。
2.過去の日本人新人王選手
それでは今回話題となった新人王、過去に日本人でどういった選手が獲得したのか振り返ってみましょう。
(1)野茂英雄投手
防御率 2.54 28登板 13勝 6敗 勝率 .684 投球回 191.1 奪三振 236 K/BB 3.03 WHIP 1.06
日本時代、ドラフト8球団競合の前評判を更に上回るような大活躍を見せていましたが、球団などとの確執もありメジャーへ。当時は相当なバッシングだったようですが、いざ蓋を開けてみると大活躍でした。野茂投手の好投はブームまで巻き起こしたようで、同年のオールスターでは先発投手を務めました。
日本人メジャーリーガーのパイオニアとしてその後も活躍、日本人投手としては最多のMLB通算123勝を挙げました(アジア記録は朴賛浩の124勝)。
(2)佐々木主浩投手
防御率 3.16 63登板 2勝 5敗 37S 勝率 .286 投球回 62.2 奪三振 78 K/BB 2.52 WHIP 1.16
日本時代、ベイスターズの絶対的守護神として君臨した大魔神。実は野茂選手の外れ1位。この年のドラフトを見てみると本当にえぐいです。
メジャーでも当時の新人シーズン最多セーブ記録を樹立し、新人王に輝きました。そして翌年にはチームのシーズン116勝に、イチロー選手と共に貢献することとなります。
岩瀬投手に抜かれるまで、日米通算381セーブは日本人最多記録でした。
(3)イチロー選手
157試合 打率 .350(692-242) 8本塁打 69打点 56盗塁 出塁率 .381 長打率 .457 OPS .838
日本人初の野手メジャーリーガーです。この年のイチロー選手の活躍はもうなんかわざわざ言うまでもないんですが、一応振り返ります。
打率第1位!
安打数第1位!
盗塁数第1位!
オールスター投票数第1位!
メジャー新人選手シーズン安打数歴代1位!
アメリカンリーグ新人選手打率歴代1位!
シルバースラッガー賞受賞!
ゴールドグラブ賞受賞!
MVP新人王同時受賞!
DHC山田ならぬDHCイチロー。MVPと新人王の同時受賞はメジャーではイチロー選手含め2人しかいないようです。ちなみに、同年にナショナルリーグでMVPを獲得したのが73本塁打を放ったバリー・ボンズ選手、新人王を獲得したのがイチロー選手と共に00年代のMLBのトッププレイヤーとして君臨することとなるアルバート・プホルス選手です。
その後の活躍も言うまでもありません。何個もギネス記録持ってます。将来の野球殿堂入りが約束された選手です。日本人とかいう枠組みを超え、MLB史上屈指の選手であることは間違いありません。
イチロー選手の活躍については、書くことが多すぎるのでかなり割愛しております笑
(4)大谷翔平選手
防御率 3.31 10登板 4勝 2敗 勝率 .667 投球回 51.2 奪三振 63 K/BB 2.86 WHIP 1.16
114試合 打率 .285(326-93) 22本塁打 61打点 10盗塁 出塁率 .361 長打率 .564 OPS .925
ビッグフライオオタニサン。
大谷選手の何がやばいって、打撃成績がNPB時代の2017年とほぼ変わらないんですよ。本塁打数はキャリアハイに並び、盗塁数はキャリアハイ。日本人としては2人目のシーズン20本塁打を達成しました。大谷選手には、まずはぜひとも秋信守(TEX)選手の持つアジア人通算最多本塁打記録を更新して欲しいところ。てか秋信守ってゴジラのアジア記録今年抜いたんだ、すげえ。
投手としては不完全燃焼ではあったものの、その実力の片鱗を見せることはできました。
来季は野手一本での出場が濃厚です。仮に開幕に間に合うようであれば、ぜひとも本塁打王の獲得を期待したいです。