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野球好き大学院生の頭の中

有原再生案~有原投手は何が足りないのか

こんにちは、mackeyです!

本日は、僕が復活を願うエース候補・有原航平投手の特集です。

 

 

 

 

|目次|

 

 

 

 

1.これまでの成績

(1)今シーズン成績

今季の有原投手の成績はこのような状況です。

 

防御率 6.38 7登板(7先発) 4勝2敗 投球回42.1 43奪三振

WHIP 1.44 K/9 9.14 BB/9 1.70 K/BB 5.38 被打率.301

 

んー、四死球は決して多くないので、ちょっと打たれ過ぎですね。事実、被安打は53、被本塁打数は9というのはまずいですね。どちらも規定投球回未満の投手ではワーストの数字です。被打率3割オーバーというのは昨年より悪い数字です。

OPSを算出しているサイトを発見したのですが、そのデータを見ると.837でした。簡単に言うと

有原投手相手なら誰でもチームの主力レベルに打てる

という非常にまずい状態です。

 

 

(2)2016年はこうだった

現時点でキャリアハイとなっていた2016年はこうでした。

 

防御率 2.91 22登板(22先発) 11勝9敗 投球回156 103奪三振

WHIP 1.21 K/9 5.94 BB/9 2.19 K/BB 2.71 被打率.256

 

奪三振は今季より少ないですが、被打率がそもそも違います。有原投手は四球で自滅するというよりメッタ打ちのケースが目立ちます。

 

 

 

 

2.分析

正直、ただなす術なく打たれているという印象が強く、なんとも分析も難しいんですがちょっと頑張ってみます。今回は、コース・球種にポイントを絞って分析してみましょう。

 

 

(1)コース別

・右打者の場合

右打者に対しては、まあいろんなところで言われている通りなんですが、インコースの割合が本当に少ないです。有原投手の球威がありながら外角をホームランされてますので、攻め方のバリエーションでしょうね。

 

・左打者の場合

じゃあ左打者はどうかというと、今度はインコースに投じる割合が多いですね。いや、インコース投げられないんじゃないのか、と。

ただ、右投手の投げる左打者へのインコースって、要は対角線の軌道なんで、正面からボールを投げられるイメージです。それ、たぶん見やすいんじゃないかな……

 

・つまりどういうことか

おわかりいただけただろうか……

有原投手は、左右問わず、かなりコースが偏っています。

 

投手から見て、ベースの左側ばかり投げています。そりゃコース読まれるわ、と言わざるを得ません。

 

コースに問題があるとすれば、リードにも原因があるかもしれません。しかし、キャッチャーを清水選手から鶴岡選手に代えても状況は変わらないので、有原投手の問題としか言いようがないように思います。

 

 

(2)球種について

 有原投手の球種なんですが、ストレート・カットボール・スライダー・フォーク・チェンジアップ・カーブです。

別に球種が足りないわけではないですね。十分です。欲を言えばツーシーム系覚えてもっと右打者のインコースえぐったり、チェンジアップの割合増やして左打者のアウトコースに投じたらいいのでは?って感じですが。

2016年は伝家の宝刀みたいな状態だったカットボールが被打率.500。これもやはりコース読まれてたら打てちゃうのかな、という気がします。

 

 

3.課題は明確

解説者たちが揃いに揃って「右打者のインコース攻めろ」って言ってますが、本当にその通りですね。スポナビのアプリでコースどこに投じてるのかチェックしても明らかでした。

もっと正確に言うならば

ベースの右側も有効に使うように

ということでしょうかね。左打者のインコースには投げすぎです。

 

 

単純に「メンタルの問題」で思考停止に批判する声が目立っていますが、何か技術的な問題があるのではないかということをまず分析しないことには解決が困難だと思います。

メンタル面が大事なのは百も承知ですし、メンタル面を完全に排斥した理論というのは現実には通用しないとも思っています。しかし、技術不足をメンタルに責任転嫁していては何も進歩しませんから、まずはそれ以外の原因を見詰めるべきだと思うんですよね。

そんな思いもあって、書いた記事でした。

 

有原投手はいずれ200イニングと15勝を同時達成しなければならない素材だと思っています。どうか、この苦難を乗り越えられますように。