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野球好き大学院修了生の頭の中

ドラフトを振り返ってみた

明日、ドラフトが行われますね。ファイターズはどの選手の交渉権を獲得できるのか、果たして大船渡高校の佐々木投手のクジを引き当てることはできるのか。今年は例年より不作と言われていますが、こういうときこそスカウティングの実力が試されたりします。どの選手が活躍するのかは、蓋を開けてみなければわからないという側面もありますからね。

ということで、今回は過去のファイターズの北海道移転後のシーズンから入団することとなった選手ののドラフトを振り返りたいと思います。とはいえ、直近のドラフトの振り返りをしてもまだどうなるかまるでわからないですから(今から清宮選手や吉田輝星投手の評価なんてできません)、高卒5年目のシーズンを終えた代のドラフトまでを振り返ってみることにしました!

 

 

2003

自由枠 糸井嘉男

2巡 須永英輝

4巡 押本健彦

5巡 稲田直人

6巡 金森敬之

7巡 渡部龍一

糸井選手は球界を代表する選手に成長しました。ただし投手ではなく外野手として。また押本投手も1年目から活躍し、トレードでスワローズに移籍してからはリリーフとして大活躍でした。稲田選手もスーパーサブとしての活躍をみせました。

他球団では、スワローズ青木選手、タイガーズ鳥谷選手、現ライオンズの内海投手、元マリーンズ等の成瀬投手などが指名されています。

 

 

2004

1巡 ダルビッシュ有

3巡 橋下義隆

4巡 マイケル中村

5巡 市川卓

6巡 菊池和正

7巡 中村渉

8巡 鵜久森淳志

9巡 工藤隆人

球界史上最高クラスのスーパーエースのみならず、連覇時のクローザーまでこの年のドラフトで獲得していました。また菊池投手も中継ぎとして活躍しています。工藤選手も07年の優勝に貢献した後、他球団を渡り歩いて息の長い選手となりました。

ちなみにこのドラフトは投手の当たり年で、ライオンズに涌井投手・マリーンズに久保投手・バファローズに金子投手・タイガースに能見投手とエース級の投手が数多く指名されました。

 

 

2005

【大学・社会人】

希望枠 八木智哉

3巡 川島慶三

4巡 武田勝

5巡 小山桂司

6巡 高口隆行

7巡 星野八千穂

【高校】

1巡 陽仲壽陽岱鋼

3巡 木下達生

4巡 今成亮太

八木投手はルーキーイヤーにいきなり先発の柱として大活躍、武田勝投手は後に左腕エースとなります。そして、陽選手は内野から外野にコンバートされるものの主力として活躍しました。川島選手については移籍後から活躍し始め、現在もホークスに欠かせない選手です。

他球団では、現ダイヤモンドバックスの平野投手や、ホークス松田選手、ドラゴンズ平田選手、元ジャイアン山口鉄也投手(育成)などが指名されました。

 

 

2006

【大学・社会人】

希望枠 宮本賢

3巡 糸数敬作

4巡 長野久義(拒否)

5巡 山本一徳

6巡 金子洋平

7巡 今浪隆博

8巡 内山雄介

【高校】

1巡 吉川光夫

3巡 植村祐介

4巡 ダース・ローマシュ匡

比較的不作とも言えるでしょうか。吉川投手は2012年にMVPを獲得するなど、先発の柱として活躍しました。あとは今浪選手がファイターズ・スワローズで存在感を示したくらいでしょうか。また、入団拒否はされましたが、長野選手のジャイアンツ入団後の活躍は素晴らしいものでした。

この年はいわゆる「マー君世代」「88年組」の高校生が指名されたドラフトで、現ヤンキースの田中投手、現ドジャースの前田投手、ジャイアンツの坂本選手といったスター選手たちが指名されています。

 

 

2007

【大学・社会人】

1巡 多田野数人

3巡 宮西尚生

4巡 村田和哉

【高校】

1巡 中田翔

3巡 津田大樹

4巡 大平成一

5巡 松山傑

6巡 豊島明好

7巡 浅沼寿紀

今思えば、投打のジャイアン大黒柱ふたりを同時に獲得することに成功しています。

この年の高校生は89年組で、ホークス中村晃選手、現ジャイアンツ丸選手、現ベイスターズ伊藤光選手などが指名されています。

 

 

2008

1位 大野奨太

2位 榊原諒

3位 矢貫俊之

4位 土屋健二

5位 中島卓也

6位 杉谷拳士

7位 谷元圭介

派手なスター選手がいるわけではありませんが、移転後1・2を争うほどの大成功ドラフトとなりました。特に出世頭は中島選手で、タイトル獲得・1億円プレーヤー・日本代表選出など一流選手の実績です。谷元投手も1億円プレーヤーとなり、大野選手も日本代表選出歴があります。その他は、ユーティリティプレーヤーとして欠かせない杉谷選手、新人王に輝いた榊原投手、リリーフを支えた矢貫投手とほぼ全員が1軍で結果を残した稀有な例です。

他球団を見てみると、現イーグルス浅村選手、現タイガース西選手、元ホークス攝津投手といった選手が指名されてはいますが、正直ファイターズのひとり勝ちと言っていいほど活躍した選手の数が際立ちました。なお、後にファイターズで覚醒することとなる大田選手もこの年ジャイアンツの1位指名を受けています。

 

 

2009

1位 中村勝

2位 大塚豊

3位 加藤政義

4位 運天ジョン・クレイトン

5位 増井浩俊

6位 荒張裕司

前年と打って変わっていまいちな結果となりました。とはいえ、増井投手を獲得できたのであれば十分なのかもしれません。

他球団では、現カープの長野選手、マリーンズの荻野選手、91年組の高校生(現マリナーズ菊池投手、ベイスターズ筒香選手、ホークス今宮選手、ドラゴンズ岡田投手)といった選手が指名されています。どうもファイターズは91年組になかなか恵まれない……

 

 

2010

1位 斎藤佑樹

2位 西川遥輝

3位 乾真大

4位 榎下陽大

5位 谷口雄也

6位 齊藤勝

西川選手が球団の顔となりました。斎藤佑樹投手は結果も伴えば文句なしでしたが、球団経営に多大な貢献をしています。

この年は88年組の大卒(ライオンズ秋山選手、ホークス柳田選手、ジャイアンツ澤村投手、ドラゴンズ大野投手等)、92年組の高卒(スワローズ山田選手、カープ中崎投手、ホークス千賀投手(育成)・甲斐選手(育成)・牧原選手(育成))といった豪華な顔ぶれの揃ったドラフトとなりました。

 

 

2011

1位 菅野智之(拒否)

2位 松本剛

3位 石川慎吾

4位 近藤健介

5位 森内壽春

6位 上沢直之

7位 大嶋匠

野投手が仮に入団していたらどうなっていたことか……という、意外とうまく行っているドラフト。特に近藤選手は球界トップレベルのアベレージヒッターとして名を馳せています。上沢投手は度々不運に見舞われるもののエース格に成長しました。松本選手も規定打席到達のシーズンがありました。森内投手もルーキーイヤーに優勝に貢献しています。

野投手のジャイアンツ入団後の活躍は言うまでもありません。石川慎吾選手はジャイアンツ移籍後、グラウンド内外で欠かせない存在として輝いています。

他球団の中心は89年組の大卒でしょうか。マリーンズ鈴木選手、イーグルス島内選手、カープ野村投手・菊池選手といった選手が指名されました。

 

 

2012

1位 大谷翔平

2位 森本龍弥

3位 鍵谷陽平

4位 宇佐美塁大

5位 新垣勇人

6位 屋宜照悟

7位 河野秀数

伝説の二刀流の一本釣りに成功した年です。しかしその他の選手は伸び悩みました。鍵谷投手はいい時もあったのですが、現在はジャイアンツにトレードで移籍しました。また、芸人・新垣勇人の入団もこの年です。

この年のドラフトは1年目から活躍した投手が多かった印象です。イーグルス則本投手、ライオンズ増田投手、ジャイアンツ菅野投手、タイガース藤浪投手、スワローズ石山投手・小川投手、ベイスターズ三嶋投手といった選手がそろっています。また、94年組の高卒でカープ鈴木選手、マリーンズ田村選手、タイガース北條選手といった選手も指名されています。

 

 

2013

1位 渡邉諒

2位 浦野博司

3位 岡大海

4位 高梨裕稔

5位 金平将至

6位 白村明弘

7位 岸里亮佑

8位 石川亮

ただでさえクジを外しまくったどころか、入団した選手も芽が出ずなかなか苦しいドラフトになってしまいました。とはいえ、渡邉選手の活躍が希望の光となっています。

他球団ではライオンズ森選手・山川選手、イーグルス松井投手、ジャイアンツ小林選手、カープ大瀬良投手・田中選手、マリーンズ石川投手・井上選手・二木投手、バファローズ若月選手などが指名されています。ちなみにスワローズが杉浦投手と秋吉投手を指名したのはこの年です、ありがとうスワローズ

 

 

2014

1位 有原航平

2位 清水優心

3位 淺間大基

4位 石川直也

5位 瀬川隼郎

6位 立田将太

7位 高濱祐仁

8位 太田賢吾

9位 佐藤正尭

こちらもなかなかに成功したような気がするドラフト。特にエース有原投手・クローザー候補石川直也投手・正捕手清水選手を同時に獲得しているのは凄いです。あとは淺間選手が怪我を克服し、持ち前のセンスを開花させることを期待するばかりです。太田賢吾選手はスワローズ移籍後、一気に出場機会を増やしました。

他球団ですと、ベイスターズ山﨑康晃投手、ライオンズ外崎選手、マリーンズ中村選手、ジャイアンツ岡本選手あたりが活躍しています。

 

 

 

ということで、振り返るのはここまでとしたいと思います。明日のドラフト、楽しみです。それでは!

栗山式オープナーを振り返る

今日は質問箱に届いていたこんな質問に答えてみようと思います。

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本気で分析したらかなり時間かかりそうなので、ちょっと簡単にやってみました。なので、データ等甘い点が至る所に見受けられる可能性がありますが、ご了承ください。

 

|目次|

 

 

 

 

1.オープナー・ショートスターターのメリット・デメリット考察

まずは、この戦術がもたらすと考えられるメリット・デメリットについて簡単に触れていきたいと思います。 

 

〈メリット〉

先発少なくても戦える

初回の失点を防ぐ効果を期待

予告先発を逆手にとった戦術としての有効性

相手が慣れる前に小刻みに継投して、「慣れ」のリスク軽減

〈デメリット〉

複数人起用する分、不調の投手が登板してしまうリスクは高まる

リリーフの更なる酷使に拍車

 

 

〈メリット〉

・先発が揃ってなくても戦える

最低でも6イニング投げてくれる先発ローテーション投手6人を揃えるというのはなかなか容易ではありません。今季の後半戦みたいなダルビッシュ投手が6人いるなら誰も困りません。先発が不足していても試合はあるわけで、その分を継投策で埋めるという目的ですね。

 

・初回の失点を防ぐ効果を期待

先発はどうしても立ち上がりが課題と言われています。特に最近はNPBでも2番につなぎ専門の打者を置くことが減り、初回に迎える打者の脅威は増しているため、それだけ失点リスクは高まります。

 

予告先発を逆手にとった戦術としての有効性

現在は予告先発制度によって、事前に先発投手対策のオーダーを考えることが出来ます。そのため、オープナー等によって2番手投手に全く傾向の違う投手を起用すれば、その対策を無力化することが可能になります。

 

・相手が慣れる前に小刻みに継投して、「慣れ」のリスク軽減

数打席立って、それなりにボールを見れば、プロであればよっぽど相性悪くない限り対応していきます。その効力を消すメリットもあります。

 

 

〈デメリット〉

・複数人起用する分、不調の投手が登板してしまうリスクは高まる

この戦術はどうしても起用する投手が増えてしまうので、その全員が好調という確率は当然低くなります。打者が数人不調でも得点は可能ですが、投手ひとりが不調だと試合が壊れかねないので、このリスクというのはそれなりに大きいものだと思います。

 

・リリーフの更なる酷使に拍車がかかるおそれ

起用人数が増えるということは当然登板数が増加します。リリーフ投手だって投げさせ過ぎたら壊れます。投手の起用延べ人数が史上最多らしいですからちょっと心配ですね余談ですがライオンズの平井投手も心配です。

 

 

 

 

2.今季のファイターズの戦略評価

それでは、今季のファイターズのショートスターター・オープナーが戦術として有効だったのか検討していきたいと思います。もっとも、サンプル数的に統計としては有意と言えないものですから、あくまで「そんな傾向があるかもなぁ」くらいに捉えていただければ幸いです。

 

さて、今回の検討事項としては、次のような観点から考えていきたいと思います。それは、①チームの勝敗への影響、②チーム防御率の影響、③初回の失点は防ぐことができたのか、の3点です。まず①については、そもそも勝つためにやっているわけですから、オープナーによってチームが勝てているのかという検討です。次に②は、①とも関連するものではありますが、チーム防御率は良化するのか見てみます。このとき、防御率はリリーフ投手も含めた防御率です。最後に③は、オープナーのメリットとして挙げられる初回の失点の回避が見られるのか、の検討です。そして、どの試合でオープナーやったのかとかを全試合判断するのは途方に暮れるので、今回は加藤投手と堀投手の先発試合に絞り、そのうちショートスターター・オープナーが採用されたであろうと思われる16試合を「Aグループ:オープナー等」とグループ化して調査対象としました。加藤投手については、オープナー等ではなく普通に先発として投げている試合もあるようなので、データに含むか否か非常に悩ましいものもありましたが、基本的にオープナー等に絞ったつもりです。

また、オープナー等の効果の程度を検討するために、オープナーじゃなかった試合についての①~③のデータを、「Bグループ:有原・上沢」「Cグループ:金子・杉浦・ロドリゲス」「Dグループ:それ以外」と区分してまとめています。Bグループは「エース格」、Cグループは「ローテーション格」、Dグループは「1、2軍の当落上」、といったイメージです。B~Dグループについては、オープナー等が採用されたと思われる試合はデータから除外しています。

 

以上の条件からまとめたデータがこちらです。

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まあグループBについては、そりゃ有原投手と上沢投手が投げたわけですし、成績もかなり良いです。そして、グループAとグループCですが、勝率・防御率ともにCのほうが良いですね。しかし、勝敗の貯金・借金でいえばほぼ変わりません。また、防御率もグループAについては4月6日にライオンズ相手に16失点した試合が含まれていて、その影響もあるように考えられます。とすれば、そこまで大きな差はないのではないかと。また、注目してほしいのは、初回失点可能性です。これは明らかにグループAが良くて、やはり「初回の失点を防ぎやすくなる」というのは当たっているようです。グループDというのは、例えば上原投手や吉田輝星投手あたりが該当するわけですが、そういった投手を起用するよりはオープナー等の戦術(グループA)のほうが勝ちやすいようです。

 

以上から、オープナー戦術は一定の効果を得られていたと考えた方がよさそうです。 

 

 

 

 

3.個人的に考える改善点

・ショートスターター採用の回数は減らしたい

有原投手以外の先発を見ると、上沢投手が復帰し、マルティネス投手も残留希望ということですから今季よりは先発投手の駒が増えていると思われます。また杉浦投手も後半戦の起用を見る限り、来季いよいよローテーションとして期待されます。有原投手以外ほぼショートスターターという状況からは脱することができそうです。

 

・上記のグループAとグループCの組み合わせを作るイメージ

立ち上がりの悪さについては金子投手とロドリゲス投手に比較的見受けられた特徴でした。そういった投手が5~6イニングを2番手で行ければいいのでは、という風に感じます。そのとき、1番手には1イニングだけやってもらう形になるので、リリーフ専門職の投手でも務められるのではないでしょうか。こちらがオープナーですね。

また、加藤投手が1巡であればかなり期待を持てて、村田投手がロングリリーフで結果を残していたこと、この両者のタイプが異なることを踏まえると、この2人を組み合わせて3イニングずつ、みたいなことも考えられると思います。こちらがショートスターターといったところでしょうか。

 

 

 

 

ということで、簡単な考察を終えたいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございます。

来季の名球会基準到達候補選手はこちら

昨年こんな記事書いてたんですよね 

mackey5baseball5f.hatenadiary.jp

で、今季、実は誰も達成しなかったんですよね…笑

 

てことで、2019年レギュラーシーズンも終わったことですし、データを更新して2020年版を作成します!

 

|目次|

 

 

 

 

1.2000本安打への道

1884本 坂本勇人選手(1988年12月14日生まれ)

1825本 栗山巧選手(1983年9月3日生まれ)

1767本 中島宏之選手(1982年7月31日生まれ)

1682本 今江年晶選手(1983年8月26日生まれ)

1638本 松田宣浩選手(1983年5月17日生まれ)

 

予想通りではありましたが、坂本選手が今季もヒットを重ねまくり、2000本安打達成は順調にいけば来季で間違いありません。また栗山選手も出場機会が多かったため、残り175本にまで迫りました。ただ、坂本選手以外は高齢の選手ですから、このままのペースでヒットを重ねることを期待するのは厳しいかもしれません。

ちなみにランキング外ですと、秋山翔吾選手が驚異的なペースでヒットを積み重ねています。ただ、今オフMLB移籍も噂されており、こちらもペースはどうなるか。

 

 

2.200勝への道

174勝 田中将大投手(1988年11月1日生まれ)

171勝 石川雅規投手(1980年1月22日生まれ)

170勝 松坂大輔投手(1980年9月13日生まれ)

170勝 岩隈久志投手(1981年4月12日生まれ)

156勝 ダルビッシュ有投手(1986年8月16日生まれ)

 

田中投手が現役通算勝利数トップに躍り出ました。プロ13年で12回、MLB移籍後は前シーズンで2桁勝利を挙げており、安定性は抜群です。同じくMLBダルビッシュ投手も、勝ち星こそ伸び悩みましたが後半戦に完全復活……どころか自己ベストクラスの投球内容でした。NPBでも石川投手が復活し8勝を挙げています。このタイプの投手は息が長そうなのでもしかすると史上最高齢200勝なんかもあるかもしれません。

 

 

3.250セーブへの道

243S 藤川球児投手(1980年7月21日生まれ)

234S デニス・サファテ投手(1981年4月9日生まれ)

163S 増井浩俊投手(1984年6月26日生まれ)

163S 山﨑康晃投手(1992年10月2日生まれ)

160S 平野佳寿投手(1984年3月8日生まれ)

 

藤川投手が今季途中からクローザーに返り咲き、セーブ数を伸ばしたため250セーブ目前まで来ました。やっぱり藤川球児には9回のマウンドが似合います。来季もクローザーを務めることなんかあれば確実に達成するでしょう。また、注目したいのが山﨑投手。たった5年でこの数字ですから驚異的です。クローザーをこのまま続けるというのは至難の業ですが、ぜひとも今後も活躍することを期待しています。

 

 

ということで、来季は坂本選手の2000本安打、藤川投手の250セーブ到達が期待されます。

木村”王位”が勇気をくれた。百折不撓の精神

ほぼ野球アカウントですが、今日は将棋ネタです。心揺さぶられる出来事があったんです。タイトルにもある通り、将棋のプロ棋士である木村王位が今回のテーマです。

 

|目次|

 

 

1.木村王位とは

このたび王位というタイトルを奪取した木村一基先生は、現在46歳というベテランでありながら竜王戦1組・順位戦A級というトップ棋士のひとりとして大活躍中の棋士です。

将棋のスタイルは、相手方の攻撃を受け潰す守りと粘りの将棋で有名です。異名として「千駄ヶ谷の受け師」とも呼ばれているくらい、その受けはプロ棋士の脅威となっています。解説者としてもトークが面白く、大変人気な棋士です。

 

2.「百折不撓」の棋士人生

まず、プロデビューは23歳のときで、遅咲きの棋士です。というのも、順調に進んでいた奨励会での昇段が途中で止まり、三段から四段への昇段に6年半という長い歳月を要したためでした(四段からプロ)。

プロ入り後は勝率が非常に高く、将棋大賞でも各部門の獲得を重ねるなど勝ち進みます。その活躍は、通算対局数の多い棋士で勝率7割越えは羽生九段と木村王位のみ、という状況がしばらく続くほどでした(※羽生九段は2000局を超えた現在もなお勝率7割超です)。しかし、これだけの活躍でありながらタイトル獲得とは長らく無縁でした。タイトル挑戦にも何度も出ているのですが、6連続で獲得に失敗しました。そのタイトル戦は次の通りです。(対戦相手は敬称略)

05年度 竜王 0勝4敗(vs渡辺明

08年度 王座 0勝3敗(vs羽生善治

09年度 棋聖 2勝3敗(vs羽生善治、王手をかけながら逆転負け)

09年度 王位 3勝4敗(vs深浦康市、3連勝4連敗)

14年度 王位 2勝4敗1持将棋(vs羽生善治

16年度 王位 3勝4敗(vs羽生善治、王手をかけながらの逆転負け)

このように何度も(主に羽生九段に)跳ね返され続け、年齢的にもタイトル挑戦は厳しいのでは、という時期にさしかかっていました。しかし、今期の王位戦挑戦者決定リーグにおいて、今まで何度も壁となってきた羽生九段を倒して挑戦者の座を勝ち取ったのです。既に46歳。タイトル挑戦はもしかしたら最後になるのでは、という年齢です。また、これで「タイトル獲得なしの挑戦」の数が最多の7回となりました。

今回の相手は豊島将之名人。現在の将棋界で最強の渡辺三冠に並ぶ棋士と言っても過言ではないでしょう。しかも豊島名人とは竜王戦挑戦者決定三番勝負でも戦うことになり、「十番勝負」が実現しました。その中、王位戦では先に豊島名人に王手をかけられるも、なんとか五分に戻し最終局までもつれ込みました。その番勝負中には300手近い熱戦もあるなど、熾烈な戦いでした。

そして、本日、第7局にて豊島名人は投了、木村「王位」が誕生しました。三度目の正直ならぬ七度目の正直で、最年長初タイトル獲得の記録も8歳以上更新するという悲願のタイトル獲得となりました。

 

木村王位の座右の銘、「百折不撓」。幾度失敗しても志をまげないこと。今の自分に勇気を与えてくれた、まさに百折不撓を体現した木村王位のタイトル獲得。本当に感動しました。

諦めず食らいついてやる。僕も改めて自分に誓い、また明日から頑張れる気がします。

残り8試合で注目したいポイント~CS進出の可能性と個人記録の行方

シーズンも佳境を迎え、ファイターズはCS進出になんとか望みを繋いでいる状況です。また個人タイトル争いなどももうすぐ決着します。今日はそんなポイントについてまとめてみました。

 

|目次|

 

 

 

 

1.ファイターズはCSに行けそうかどうか

まず、現在のCS進出ラインについて整理してみました。

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現時点で、マリーンズが4勝した時点でファイターズのCSの可能性が消滅します。マリーンズが残り5割ペースだった場合、ファイターズには全勝が求められます。苦しい条件であると言わざるを得ません。ちなみにマリーンズとイーグルスは、最終勝率が同一になる可能性があり、その場合は前年順位が上位だったマリーンズが上位となります。そのため、イーグルスはマリーンズより勝率で上位にいかなければなりません。バファローズは数字の上では可能性が残っていますが2敗した時点でCS完全消滅なので相当厳しい状況です。

 

続いて、残りの対戦相手がどうなっているか見てみましょう。

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こちらについてはイーグルスバファローズがかなり不利だと思います。イーグルスの場合、優勝争いを繰り広げているライオンズとホークスが相手の大半を占めています。また、バファローズは、苦手とするホークスとファイターズとのカードが多いです。マリーンズとファイターズについてはどちらもそれほど有利不利変わらなさそうで、直接対決が2試合残っているのもポイントです。

 

では、現在のチームの調子の良し悪しを見るため、9月の勝敗を見てみます。

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こう見ると、上位3チームの調子の良さが際立ちます。やはり上位2チームとの対戦が多く残っていると苦しいかもしれません。また、マリーンズのこのペースからすると、自力でCSを決める可能性は高いと思います。ファイターズはホークス相手に今回の3連戦よく勝ち越しましたから、調子が好転する可能性もあります。イーグルスバファローズは調子の面でも苦しいです。特にバファローズはロメロ・安達両選手の離脱によって一気に失速してしまった印象です。

 

ということで、以上の①現在のCS進出ライン、②残りの対戦相手、③現在の調子の3点について見てきました。そこから検討すると、本命はマリーンズでしょう。しかもイメージ的には75%くらいの確率で。しかし、その対抗馬はイーグルスではなくファイターズじゃないでしょうか。イーグルスはチーム状況もあまりよくないですが、とにかく残りカードが鬼ですからね……。

イメージ的にはファイターズが20%くらい残っている感覚でしょうか。

 

 

 

 

2.達成しそうな個人成績

続いて、残りシーズンで達成が期待される記録等についてまとめてみました。

 

 

①通算成績部門

田中賢介選手

NPB通算1500安打 残り5本(日米通算では達成済み)

スタメンで出場させ続ければ可能性はありそうですが、CS争いをしているチーム状況ですとなかなかそうもいきません。今季限りの引退のため達成させたい気持ちもあり難しいですね。

 

 

西川遥輝選手

通算1000本安打 残り8本

通算250盗塁 残り5盗塁

まず1000本安打については、逆転CSのためにも達成してもらいたい記録です。250盗塁については今年の激減の理由にもよりますが、やや厳しいようにも思えます。

 

 

ちなみに、中島選手は通算1000試合出場まで残り9試合と迫っています。しかし残り8試合ですので、達成は最短でも来季の開幕戦に持ち越しとなりました。FA権を取得していますから、どのチームで開幕戦を迎えるのでしょう……

 

 

 

 

②個人タイトル部門

近藤健介選手

最高出塁率 現在1位(.425)

不調(当社比)ながらも出塁率はしっかり残しています。このタイトルは3人に絞られました(吉田正尚選手(.423)と森友哉選手(.421))。僅差ですから、誰になってもおかしくない状況です。

 

 

有原航平投手

最優秀防御率 現在1位(2.52)

最多勝利 現在1位(14勝)

最高勝率 現在2位(.636)

現在3つのタイトルで可能性を残しています。

まず、最優秀防御率については、ライバルが2名います。1人目は千賀滉大投手。現在防御率は2.83と0.31差ありますが、息切れ気味の有原投手に対して千賀投手は絶好調です。そしてもう1人は、実はこちらが大本命ですが、山本由伸投手。現在防御率は1.72と大差です。それでなぜ有原投手が現時点で1位なのかというと、規定投球回に届いていないからです。しかし、山本投手は現在130.2回を投げており、日程的にも残り2先発可能です。その2登板で12.1回を投げれば到達するため、再度の離脱がない限り山本投手が獲得するのはほぼ確実といっていいでしょう。

続いて最多勝。こちらでも千賀投手(現在13勝)が対抗馬となります。

www.nikkansports.com

千賀投手は、この記事にもある通り、3先発の可能性が出ています。そうすると有原投手が2勝しなければ千賀投手が3勝で追い抜く可能性があります。しかも栗山監督の場合、有原投手の更なる奮起を求めるために最多勝獲得の機会を敢えて奪う可能性もあります。

最後に最高勝率。こちらは13勝以上という条件があります。現在千賀投手が1位(.650)で、11勝4敗(.733)の高橋礼投手、山岡泰輔投手にも可能性が残っています。そう考えると有原投手のこのタイトル獲得もやや厳しいかもしれません。

以上から、有原投手は結局タイトルなしで終わる可能性も低くないのではないかと思われます。

 

 

宮西尚生投手

最優秀中継ぎ 現在1位(43HP)

現時点で残り3HPを稼げばタイトル確定です。7HPを稼げばリーグ記録に並びます(増井浩俊投手が2012年に50HPを記録)。現在2位は平井投手(38HP)で、宮西投手に並ぶには現時点で5HPが必要です。しかしそれは何を意味するかというと、現在76登板の平井投手が81登板することに……。あと2登板でパリーグ記録に並びますが、平井投手の来季が心配になります。最優秀中継ぎの争いについては「質か量か」みたいな争いです。

 

沢村賞争いを見てみましょう

ファイターズは今季、とにかく有原投手が頑張っています。おそらくキャリアハイは確実と言っていい状況です。また、今季は先発投手の活躍が例年と比べてどのチームもあまり目立っていません。そのため、沢村賞争いのほうもどうなるかなんとも言えないところです。

 

そこで、現在沢村賞争いはどうなっているか、気になったので見てみました。

9月8日現在、規定投球回に到達している投手は以下の通りです(色つきの箇所は沢村賞選考基準を現時点でクリアしている箇所)

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ちなみに、沢村賞の選考基準というのは「25登板、10完投、15勝、勝率6割、200投球回、150奪三振防御率2.50」となっています。昨年は菅野投手が全項目クリアを果たしました。

こうやって見ると、たしかに項目クリアの数は少なめに見えますし(まだシーズン中なので当然かもしれませんが)、完投数と投球回数についてはおそらくクリアする投手が現れないことがほぼ確定しています。強いて言えば沢村賞式QSの多い千賀投手、有原投手、今永投手、大野投手、柳投手あたりが候補になるでしょうかね。完投数は大瀬良投手が多いですが、他の成績がやや見劣りしますね。

 

こう成績を眺めてみると、やはり完投の少なさが目立ちます。「先発完投」の時代はもう終わったと言ってもいいのかもしれませんね。また、パリーグ規定投球回到達者はたったの4名で、驚きました。

 

短いですが、この辺で。有原投手が沢村賞獲れますように……

MMXX

昨日はですね、「明日から将棋で王座戦始まるなー。斎藤王座なんとか防衛して欲しいなー、でも挑戦者の永瀬叡王強いし防衛できるんだろうか……」なんてことを思いながらなんとなく過ごしていたんですよ。

 

しかし、Twitterを開くと、L'Arc~en~Cielの公式アカウントが妙に意味深な投稿を続けていたんです。どうも9月2日のAM4:00に何らかの発表がありそうだ、と。ただ、ラルクって正直この数年間ほとんど活動してなかったんです。だから、去年のラルクリみたいに単発ライブ決まったとかそんなもんかなーなんて予想していました。

 

 

 

 

そして迎えた本日。いやー、朝からびっくりで、むちゃくちゃテンションが上がっております。びっくりしすぎて逆に無になっております。

www.oricon.co.jp

ラルクが8年振りのツアーです。なかなかがっつり活動します。「WORLD TOUR 2012」以来ということになるのでしょうか。

L'Arc-en-Ciel ARENA TOUR MMXX

こちらがツアー特設ページです。

 

 

僕がラルク好きなのはけっこう公言していると思うので今更説明しなくてもいいと思っています。

mackey5baseball5f.hatenadiary.jp

1回ライブ決まっただけでこんなブログ書くくらい笑

 

 

2012年以来、実質活動休止と言っても差し支えないような状況でした。「25th L'Anniversary Live」が結成25周年の2016年に開催されず心配もしました(結局翌年開催)。オリジナルアルバムも2012年2月にリリースした「BUTTERFLY」以来リリースされていません(ちなみにこのアルバム、大学入試1週間前でしたがしっかり予約してフラゲしております笑)。しまいにはなんかメンバーの幼馴染同士(kenさんとtetsuyaさん)の不仲説まで流れ出すし(これについては後にネタにしていたけど)。最近はHYDEさんのソロ活動も活発だったので、ラルクが動き出すのは1ミリも予想していませんでした。

もしかしたら、新曲リリースもあるのでは?なんて期待まで膨らませています。

 

「ARENA TOUR MMXX」楽しみです。行けるかわかりませんが…笑